カメ水槽の底、何敷いてます??

カメ

カメさんを飼われている方必見!!我が家流使いやすい水槽の底材紹介します!!

皆さん、カメさんの水槽の底砂、どうされていますか??
砂や砂利が一般的でしょうか?
我が家は底砂を敷いていません。

私もろ過機能のある砂利を水槽に入れていたときもありましたが、結構管理が面倒でした。
掃除がしずらく、砂利を敷くことでかえって水質を悪くしているような気がして砂利を撤去して何も敷かないという時期もありました。

確かに砂利を敷かなかったら掃除はしやすい!!
でも、カメちゃん何だか殺風景なお家になっちゃったね。。。
なんか、ツルツル滑るし。。。

そんなこともあり、カメちゃんが快適に過ごせて、かつ飼い主も管理が楽というwin win✌な関係を目指し試行錯誤した結果、とってもいい底材を発見したので公開します♪

水槽の底砂のメリット・デメリット

まず初めに、底砂がある場合とない場合のメリット、デメリットについてまとめました。

底砂、砂利がある場合

【メリット】
●水質浄化:砂や砂利は、バクテリアの繁殖を促し、水質を安定させるのに役立ちます。
●隠れ家:カメは隠れる場所を好むため、砂や砂利はシェルターとしての役割も果たします。
●自然な環境:水槽内に自然な景観を作り出し、カメのストレスを軽減する効果も期待できます。
●底面フィルターの利用:底面フィルターを使用する場合、底砂がフィルターの役割を果たすため、ろ過能力を高めることができます。
●ゼオライト:ゼオライトを底砂として使用すると、消臭効果も期待できます。

【デメリット】
●掃除の煩雑さ:砂や砂利は汚れが溜まりやすく、掃除が大変です。
●誤飲のリスク:特に小さなカメの場合、砂や砂利を誤飲してしまう可能性があります。
●水質の悪化:砂や砂利の隙間に汚れが溜まりやすく、水質が悪化する可能性があります。
●底面フィルターの目詰まり:底面フィルターを使用している場合、底砂の目詰まりによるろ過能力の低下が起こる可能性があります。
●水草の育成:底砂の種類によっては、水草の育成に適さない場合があります。

底砂がない場合

【メリット】
●掃除のしやすさ:底砂がないため、水槽の掃除が非常に楽になります。
●水質の管理:水質の変化を把握しやすく、水換えやメンテナンスが容易になります。
●誤飲の心配がない:砂や砂利を誤飲する心配がないため、安心して飼育できます。

【デメリット】
●コケの発生:コケが生えやすく、見た目が悪くなる可能性があります。
●見た目の単調さ:底砂がないため、水槽の見た目が単調になりがちです。
●カメのストレス:隠れ家がないため、カメが落ち着かない場合があります。
●水質悪化の可能性:底砂がない分、水質が変化しやすいため、こまめな水換えが必要です。

それぞれに、メリット、デメリットがあり悩ましいところですね

底砂撤去を選択

結局私は底砂ありのメリットよりも底砂なしのメリットに魅かれました。

やっぱり、底砂なしは楽だ!!
エサの食べ残しもわかるし、💩もしたかどうかもわかる!
食べ残しや💩もスポイトですぐに取って捨てられる!!
水換えもとっても楽ちん♪

それから何年も底砂なしでカメちゃんを飼育していました。

底砂なしで飼育して6年余り経ったころ、昨年の5月に元々飼っていたミシシッピニオイガメのカメちゃんを息子に返し、新たにイシガメのカメちゃんを飼うことになったのがきっかけで、新たな底材を発見したのです。

新たな底材発見!!

イシガメのカメちゃんが我が家にやってきてから、ある理由で水槽から小動物用のゲージに変更することになりました。(新しいゲージのレイアウトなどは別記事を参照ください。)

もちろん、底砂は敷かず、その上水場が小さくなったため、水換えが毎日できるようになりました。

しかし、新しく水場から陸場に自由に出入りできるようにしたものの、足がツルツル滑って、水場から出るのに苦労するようになりました。

それと、これは少し余談ですが、新しくスロープ兼隠れ場を設置したところ、カメちゃんの新しい習性も発見し、それもまた底砂がないために存分に活かせないということがわかりました。

その習性というのは、甲羅をゴシゴシと擦り付けて背中を掻くということです。
皆さん、ご存じでしたか?
とても気持ちが良いのか、体を左右に動かしゴシゴシ。方向を変えてゴシゴシ。
観察していると結構頻回にしています。

この行為は甲羅のかゆみを和らげ、脱皮のお手伝いをするのでしょう。
甲羅には感覚があって、自然界でも岩に擦り付けたりしているんでしょうね。

皆さん、もうお気づきになりましたか?
そうなんです、その甲羅ゴシゴシも砂底がないために、足がツルツルと滑って思う存分でできない、ということが分かったのです!

そこで、私が思いついたのが。。。

これです。
シンクマットです。シンクマットとは、食器やグラスを衝撃から守り、シンクの傷つきを防ぐものです。100均ショップでも売っています。

我が家もダイソーで購入しました。しかし、同じ物はもうないかもしれません。
買ったのは、当時中学2年生(約6年前)だった息子が、ミシシッピニオイガメのカメちゃんの水槽を2階建てにする目的でスロープとして購入したものでした。
この切れ端が余っていたので、水場の底に敷いてみました。。。

いかがでしょうか?

このシンクマットを敷いたことで、足がツルツル滑ることなく簡単によじ登れるようになり、しかも緑の人工芝の下に潜って甲羅をカキカキできるようになったのです!!

短いですが、その様子が撮れました。

お尻カキカキしていますね(⌒∇⌒)

その他にも、食べ残したエサや💩がマットの下に入るので、水が汚れにくくなりました。
また、💩がそのままの形で残っているので、💩の観察ができ、体調の観察もできるようになりました。
皆さんにもシンクマット、是非お勧めします!!よかったら、試してみてくださいね!

まとめ・注意点

●水槽にマットを敷くことで
1.足が滑らないので、心の安定につながる。
2.水槽の出入りが容易になる。
3.食べ残したエサや💩がマットの下に沈むので水が汚れにくい。
4.💩が崩れにくいので体調の観察がしやすい。
5.足が滑らないので、甲羅のカキカキがしやすい。
6.シンクマットは柔らかいので簡単にハサミで切れて、希望の大きさにできます。

●注意点
ただし、真っ平なシンクマットではなく、裏側に足が付いているタイプがいいでしょう。
少し隙間がないとエサや💩が沈まないからです。
最近の100均ではこの足が付いているタイプがないようです。少し高くなりますが、ニトリなどのホームセンターでも売っていると思うので探してみてくださいね。

いかがでしたか?シンクマットを底材に使うのは意外だったかもしれませんが、なかなか使い勝手がよく、私もカメちゃんも(たぶん)喜んでいます。
また、息子がミシシッピニオイガメのカメちゃんにしてあげていたスロープにするのにも使い勝手がいいです。それについてはまたいつか記事にしたいです♪
では、また!!

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