
9月26日 27℃
段々と秋めいてきました。
白菜の苗が大きくなってきたので、畑に植え付けつけました。
苗の植え付け時のポイントを紹介します。
1.土づくり、定植時に害虫駆除の薬を使用する。
2.株間は40~50cmにする。
3.定植後は防虫ネットをする。
この3つのポイントを押さえるだけで立派な白菜ができます(^^♪
では、一つずつ説明していきます(^^)/
1.土づくり、定植時に害虫駆除の薬を使用する。
土の中には、害虫として、植物の根を食害するヨトウムシや、植物の汁を吸うアブラムシ、コガネムシの幼虫などが代表的です。

ヨトウムシの幼虫です。成虫になると、

このような蛾に成長します。

これはコガネムシの幼虫です。成虫になると、

このような虫になります。
どちらも、幼虫の時は土中にいて、柔らかい根を食べてしまいます。
別名、根切り虫とも言われていますね。
植えたばかりの苗が一晩で綺麗にポキッと切られたように倒れているということはありませんか??
根っこを食べられたら、もうどうしようもありません”(-“”-)”
犯人はこの虫たちです。
私は、基本、農薬は最小限使用するようにしています。
特に、苗を植え付けたときは柔らかくて虫も食べやすく、育つ前に食べつくされてしまうからです。
できるだけ薬はあ使用したくないので、苗がある程度育ったら、後は目視で害虫を取り除くようにしています。

裏に使用量が書かれているので、畑の広さに合わせて適正な量を使用します。
白菜は植え付け時の1回のみ使用と記載されています。
薬を混ぜて耕し、2,3日おきます。(説明書には何日おくとは書かれていません。)


畝を作りました。

次に苗の植え付け時にオルトランを根元の近くに撒き土と軽く混ぜ合わせます。


また、オルトランが根から吸収されるまでに葉を害虫に食べられるのを防ぐためにベニカベジルスプレーを散布します。

2.株間は40~50cmにする。
白菜の苗の間隔は品種や目標収穫サイズによりますが、一般的には早生種で40cm、中生・晩生種では45~50cm程度を基本とします。ミニ白菜の場合は間隔を狭くすることで早期に収穫でき、逆に広くすることで大きめの白菜に育てられます。
白菜はまず、太陽の光で光合成を行う外葉を大きく広げて成長します。
そして、葉の枚数が増えて内側の葉に光が当たりにくくなると、植物ホルモンであるオーキシンが内側の葉の裏側の茎に集まります。
オーキシンが集まった部分は成長が促され、内側の葉が立ち上がります。その後、内側に巻き込まれるように葉が重なっていきます。
これが、結球です。
結球が行われるまでに十分な広さがないと白菜が大きく成長できないので、十分な間隔が必要になる訳です。

我が家は結局5個しか苗ができなかったので、5個を植え付けました。
奥に2本ブロッコリーの苗も植え付けました。
3.定植後は防虫ネットをする。

今の時期はカブラハバチやモンシロチョウが飛んでおり、葉に卵を産み付けて幼虫となって葉を食べるので、卵を産み付けられないように、防虫ネットをします。
まとめ
植え付け時のポイント、繰り返しになりますが
1.土づくり、定植時に害虫駆除の薬を使用する。
2.株間は40~50cmにする。
3.定植後は防虫ネットをする。
この3つはしっかりとおこないましょう!!
そして、冬になれば、鍋やポトフに入れて食べられるので今から楽しみにしています(^^♪
では、また!!
  
  
  
  

