我が家流セキセイインコの一日の過ごし方 毎日同じがいい!!

インコ

セキセイインコを飼うにあたり、大切なのは、セキセイインコは毎日同じスケジュールで過ごすことを好むということです。
起床から始まり、ケージの掃除、餌の入れ替え、休憩、消灯まで大体同じ時間にしてやると、その時間を理解し行動するようになります。
面白いことに、私たちがたまに毎日のルーチンを忘れていると大きな声でピヨピヨ鳴いて、まるで「もうご飯の時間やで!、もう寝る時間やで!」と知らせに来ることもあるのです。


そして、私たちが出掛けたりしていつもと違う行動をすると、インコちゃんも起床や消灯時間がずれたりします。

例えば、帰宅が遅くなると、インコちゃんたちも消灯時間が遅くなるので、次の日の朝の起床時間が遅くなります。
また、私たちが帰ってくるまで餌を食べずに(いつもより餌が残っている)待っていたりすることもあるのです。

このことからも、セキセイインコにとって毎日同じスケジュールで過ごすことは、健康でストレスなく過ごすことと同じと言っても過言ではありません。

だから我が家はインコちゃんも私たちもお互いにストレスなく過ごせる工夫をしています。
餌のやり方、体重測定の仕方、ケージの戻し方、寝る支度等、インコちゃんを飼い始めて3年、色々試行錯誤し、毎日のお世話の流れがやっとルーチン化してきたように思います。

そして、自由にさせていることでインコちゃんの面白い習性も発見することもできました。

セキセイインコを飼育していて、お世話の仕方に悩んでる方、これからセキセイインコを飼ってみようと思っている方に読んでいただきたいです♪

今日は我が家のセキセイインコの1日の過ごし方とそのために行っている我が家流のお世話の仕方を紹介します!

一日の流れ タイムスケジュール

①6:00   起床、朝食(体重測定)、放鳥(自由時間)
②7:00   ケージに戻す
③8:00   放鳥(自由時間)※消灯まで
④12:00  昼食
⑤14:30  寝床の準備
⑥17:30  夕食、ケージに戻す、消灯 

皆さん、このスケジュールを見て、え!?Σ(゚Д゚) 放鳥時間長くね!!??って思いましたよね。
我が家は私が在宅勤務ということもあり、基本、カメちゃんも含めインコちゃんも日中はほぼ家の中で放し飼い状態です。

セキセイインコの飼い方の基本を調べると、放鳥は1日2時間程度、最低でも15分はしましょう、と言われていますが、我が家はほぼ日中はケージと部屋の中を自由に出入りできるようにしています。
その理由はというと、単純に狭いケージに入れているのがインコちゃんにとって、自然でないから、です。

我が家もインコちゃんを飼い始めたときは飼育本を見て、朝1時間、夕方1時間を放鳥時間にして後はケージで過ごさていました。
が、ケージの中からつまらなさそうにこちらを見ているインコちゃんを見ているとなんだか私たちが自由に動き回っていることが申し訳なくなり、段々と放鳥時間が長くなり、今の状態になりました。
放鳥時間については賛否両論あるでしょうが、私たちはこの生活スタイルをとても気に入っています。大目に見ていただければ、幸いですm(__)m

さて、話が少し逸れましたが、もう少し詳しく我が家の一日の流れをみていきましょう。

①6:00   起床、朝食(体重測定)、放鳥(自由時間)

朝の6時になると、雨戸を開け、電気、テレビをつけて一日の始まりです。
ケージの扉を開けると待ってました!と言わんばかりに一気に2羽とも飛び出してきます。
部屋を飛び回ったり、私たちの肩に止まったりと活動が始まります。



そのうちにケージを日中の位置、押し入れの2段目に置き(日中と夜間のケージの置き場所を変えています。)、古い餌を捨て、朝ご飯として、新しい餌を入れます。

我が家は餌を朝:4.0g、昼:2.5g、夕:0.5gというように3回に分けて入れています。
新しい餌に入れ替えた餌箱を置くと食べにくるので、その時に体重測定もします。

体重測定は、餌の量が多すぎないか、少なすぎないかも判断でき、また換羽期など体調を崩しやすい時期も体重が極端に減っていないか、等の体調管理に役立ちます。



セキセイインコの理想の体重は30g~40gと言われているので、我が家のインコちゃんの内の1羽(ピピちゃん)は少し太り気味でしょうか(*‘ω‘ *)
もう1羽のルルちゃんは37gぐらいです。

でも不思議なことに、毎日体重を計っていると餌は同じ量なのに体重が増えたり減ったりするのです。
換羽期、発情期等季節的なことも関係していると思われますが、それもあり体重測定は欠かせません。
体重を見て餌の量を調整することもあります。

そして、水とチンゲン菜等の青葉の交換、ケージの底の敷紙の交換、掃除も併せてセットで毎朝しています。

②7:00 ケージに戻す

次に、一通りのルーチンが済んだら、餌を隠しておきます。
理由はインコちゃんが自らケージに帰るようにするためです。

ここで、また話が逸れますが、皆さん、インコちゃんをケージに入ってもらうのに苦労していませんか?

いざ仕事や出かける前に入れようとしてもインコちゃんは体外嫌がってなかなか入ってくれませんよね?
私も初めの頃は出かける前にケージに戻そうとしてもなかなか入ってもらえず追いかけまわし、無理やり捕まえてケージに入れていました。
ギリギリの時間でやっとのこと入ったものの、無理やり入れて怖がらせてしまったという罪悪感。。。ごめんね、インコちゃん。。。

そのせいでしょう、我が家のインコちゃんは手の中で眠るいわゆる「ニギコロ」をさせてくれなくなりました(/ω\)


先述しましたが、我が家のインコちゃんは日中ほぼ放し飼いです。
それでも、窓を開けて掃除したいときや、紫外線ライトで日光浴をさせたいときにケージに入る必要があります。
そんな時に無理やりケージに入れるのではなく、自らケージに入れる方法を思いつきました。

インコを飼っている方はご存知だと思いますが、インコは餌を一気に食べるのではなく、ちょこちょこと少しずつ食べます。(それでも、朝に一日分を全部入れてしまうと夕方には食べるものがなくなってしまうということになるので、3回に分けていますが。)

そして、その姿を見ていて気付いたんです!

自由に家の中を飛んだり私たちの方に止まったりしている間も餌は大体1時間に一回食べに帰っているのです!
そうか、入って欲しい時間を見据えて、餌を隠せばいいのだと。

我が家では、入って欲しい1時間前、または餌を食べた後に餌の入れ物ごと隠します。そして、1時間ほど経った時にケージに餌入れを返すと。。。
慌てて飛んできて、自らササっと入って餌を食べます。そのうちにケージの扉を閉める。
どうですか??
この方法で簡単にお互い嫌な想いをせずともケージに入ってくれるようになりました。

この方法を使って毎朝スムーズに部屋の窓を開けて換気と掃除機をかけられるようになったのです(^^♪

紫外線ライトによる日光浴をするこも踏まえて1時間程度ケージで過ごさせます。(紫外線ライトでの日光浴は6時間程度必要と言われています。我が家は日中ケージに入ったり出たりを繰り返しているのできっちり6時間紫外線を浴びてるとは言い難いです。しかし今の所は病気や骨折などの弊害は起きていないのでこの方法で過ごしています。)

そして、面白いことに、「今日は掃除機をかけるのをサボってやろう♪」と思い、餌も隠さずインコちゃんをケージに入れないつもりでいても、インコちゃん自らいつものようにケージと私の肩を行ったり来たりするのです。
「ん?まさか、ケージに帰りたいのか??」
と、手に乗せてケージに戻すとすんなり入るのです。
そして、掃除機はかけないまま、1時間ほど日光浴をして過ごさせます。
それがインコちゃんにとって毎日の流れで必要なのでしょう。
    

③8:00   放鳥(自由時間)※消灯まで

文字の通り、この時間から17時頃の消灯時間まではインコちゃんの自由時間です。
2羽で飛び回ったり、私たちの肩や頭、手に乗ってきたり、疲れたらケージで休んだりと自由に過ごしています。

④12:00  昼食

お昼頃になるとインコちゃんもお腹が空くのか、頻繁に私たちを呼ぶように鳴き始めます。
私たちが昼食を摂るのと同じタイミングでお昼ご飯をあげます。
その後、インコちゃんもお腹が一杯になってケージの中やケージの外側の屋根でお昼寝している姿が見られることもあります。
その後はまた自由時間です(^^♪

こんな風に入口を開け忘れると「開けてよ~!!」と言われることもあります(^_-)-☆

⑤14:30  寝床の準備

そして、これがとっても面白いのですが、このぐらいの時間になると2羽揃ってかなり大きな声でピヨピヨ、チョイチョイの合唱が始まり、ケージと私たちを行ったり来たりするのです。

まるで、「もう眠たいから布団敷いて!!」と言ってるように。。。
そしてケージを押し入れの1段目に移動し寝床を用意すると。。。
2羽とも待ってました!と言わんばかりに引き込まれるようにケージに入っていきそのまま30分ほど出てきません。
仮眠を取っているのでしょう(#^^#)



たまらんカワ(・∀・)イイ!!

冬の時期はこのまま朝まで起きてこないこともありました。
体感的に冬を知っていて冬は長めに睡眠をとるのでしょうか?
これは不思議です。
今この記事を書いているのは夏なので今は17時30分頃に寝ます。

このルーチンが始まったきっかけはよくわかりませんが、とにかく大きな声でしつこく鳴くのでもしかして??と寝床を用意したらやっぱり寝たかったんだ!とわかりました。

インコちゃんに限らず、動物も言葉は直接的にわからなくても一緒に過ごしているとテレパシーみたいに言っていることがわかるようになるということでしょうか?
不思議です(^_-)-☆

大体10分~30分程度の仮眠後、またケージから出てきて消灯時間まで自由時間です。

⑥17:30  夕食、ケージに戻す、消灯

17時ぐらいからまたピヨピヨ、チョイチョイと合唱が始まり、そろそろ寝るから晩ご飯入れてといっているかのように催促されます。

晩ご飯を入れてやるとすんなり入って餌を食べ、そのままケージの上部の止まり木に上がって、消灯ということもあれば、やっぱりもうちょっと遊びたいと言って出てきて、出てきたかと思ったらまたピヨピヨ、チョイチョイと眠たいコールが始まり、私たちが手に乗せてケージまで連れて行くと寝に行ったり、そうかと思ったらまた出てきて飛び回り、また眠たいコールのオンパレード、こちらも疲れてそのままにしておくといつの間にか自らケージに入って2羽でムニャムニャと寝言を言って寝ている、ということが毎日繰り返されています。

この日は自分たちで寝に帰ってくれました(^^♪

子供さんがおられる親御さんだとお分かりになるかもしれません。
小さな子どもの寝かし付けで、もう寝なさいと言うと、眠たいけど、嫌だ!まだ起きて遊びたい!!と言って一生懸命眠気と遊びたい気持ちが混ざって闘っている感じでしょうか。
それともケージで一緒に寝ようって言われているのかなぁ(#^^#)

なんとも言えないぐらい愛おしいです。



夜間帯は私たちもインコちゃんが寝やすいように部屋を暗くして違う部屋で過ごすようにしています。
そして、また朝が来て。。。
この毎日の繰り返しがインコちゃんにとって健康でストレスのない生活になっていると思います。

まとめ

①インコちゃんは毎日同じスケジュールで過ごすことを好みます。なるべく同じ時間帯で一日を過ごすようにしてあげましょう。
②毎日のルーチンが定着すれば、インコちゃん自らスケジュール通りに行動することも不可能ではないです。
③飼い主さんの生活パターンと、インコちゃんの生活リズムとをすり合わせてお互いなるべくストレスの少ないようにしましょう。

いかがでしたか?最後まで読んでいただきありがとうございました。
インコちゃんを飼うにあたり、毎日の生活リズムが大切なことがお分りいただけたでしょうか?
私は在宅勤務で、このようにインコちゃんを自由に放鳥できる環境なので、全ての人にこの方法が有効とは言えませんが、休日だけでもこのような自由にインコちゃんが過ごせる日にしてもいいですね。
では、また!


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